山川の生菓子

 

自然の恵みに感謝をこめて。
ひとつひとつ。

 

季節毎、その時々の様子を見計らいながら、またお菓子の材料である自然の恵みに無理じいすることなく、店主一人、少しづつ心を込めてお作りいたしております。それゆえお菓子の姿や材料について、お知らせが間に合わずに変わる場合もございます。この点お含みいただきまして、またご来店時のお楽しみとして下さいましたら、大変ありがたく存じ上げます。

 

近江羽二重で練り上げた餅に、近江高島産大納言小豆を散りばめ、
木の実をそおっと偲ばせました。
滑らかな肌のような食感に、小豆、木の実の
ほろりと異なる歯ごたえをお愉しみください。

希少価値の高い本蕨粉を使い、
滑らかに炊き上げたこし餡の玉をまあるく包みました。
香しい豆の粉をまとった儚い姿。
その喉越しと余韻をご堪能ください。

自家栽培の高島大納言小豆の粒あんを、

近江羽二重餅でふんわりと包んだ餅小豆。

茹で加減を極めた塩茹小豆の食感に、

ほっくり炊き上げた渋皮煮の栗一粒。

定番の餅小豆が秋の装いになりました。

(秋季限定)

 

収穫の秋を迎えて山に栗拾い。

まるで郷里の思い出へ誘うような、

茶巾に絞り上げた山の姿。

栗そのものの風味をご堪能ください。

※9月終わりより滋賀・高島マキノ栗園の新栗が入荷しました。

こちらの栗を用いての栗山を是非、ご賞味くださいませ。

(秋季限定)

口溶け良い裏ごしの茨城産栗で、

柔らかに炊き上げた漉し餡を包みました。

異なる甘みとほのかな栗の香りが、

奥深い秋の味覚を呼び起こします。

(秋季限定)

木洩餅ー葛

盛夏を迎え、羽二重餅から吉野本葛に衣替え。

高島大納言粒餡の透ける涼しげな姿。

比良山の湧き水もきらきらと、紫蘇の葉の間から柔らかにこぼれます。

(七月半ばより八月末頃までの夏季限定)

口どけも滑らかなこし餡を葛外郎でくるみ、

梅酢を加えて塩漬けした赤紫蘇できりりと包みました。

静かに染まる琵琶湖の夕凪を眺めるひととき。

甘酸っぱい夏の思い出が五感に響きます。

(八月中の夏季限定)

瑞々しい笹の葉の香りがほんのり移る葛餅。

こし餡と葛をほどよく練り上げ、

高島大納言小豆納豆を散らしました。

するりとした喉越しと、記憶に残る豆の食感をお愉しみください。

(八月中の夏季限定)

蓮根から取り出した澱粉を、和三盆と黒糖で風味豊かに練り上げ、
手間ひまかけて蒸し上げた逸品。
蓮根の姿そのままに添えた薄切りから透ける、琥珀の透明感。
夏の夕暮れを思い描いてみました。
(六月から七月末までの夏季限定予定)

心こめて炊き上げた粒餡を高島産近江羽二重餅米で包み、
清々しい大葉をまとわせました。
降りそそぐ夏の日射しを遮る木々の下に居るかのような、
涼やかな心地で頂ける生菓子です。
(六月から七月半ば迄の夏期限定)